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日常生活からの“エコ”

category : メールマガジン2009 2009.9.1 

朝、夕は涼しく過ごしやすくなりました。
今年は梅雨が長く、冷夏でしたね。
先日の台風11号も急に接近で農家の方たちもあわてたとニュースで報じられておりました。
米や梨なども被害を受け、野菜も高くなっています。

また、新型インフルエンザが猛威をふる我が家も早速マスクやうがいぐすりなど予防のためのグッズを用意しました。花粉症やインフルエンザの影響でマスクの需要が増え、どんどん新しく進化してます。
マスクを買うだけでたくさんの種類があり悩みました。
すぐに売り切れ早めに用意して下さいね。備えあれば憂いなし!

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今回は、角度を少し変えて“エコ”について述べることにします。
調理で“エコ”を考えると思いつく器具は、圧力鍋と保温鍋です。
圧力鍋は、圧力を加えることにより通常より高い温度で調理することができる調理器具です。

保温鍋は、最近は色々なタイプのものが出てきていますが ※
私が使用しているのは、魔法瓶の中が取り外しのできる内鍋タイプの調理器具です。
両方ともエネルギーが節約できることは間違いありません。
今回は、私なりに使っていて感想や意見を述べますので、参考になれば幸甚です。

私の使用頻度は8.5対1.5位で保温鍋を使う方が多いです。
理由は、内鍋に材料を入れて沸騰させた後、火からおろして外鍋に入れておくだけで良いので、ふきこぼれや焦げ付くこともなく、安心して他のことができるのが一番。
次に熱をかける時間が短いので部屋の温度があまりあがりません。
おっちょこちょいの私にとっては、圧力鍋より保温鍋の方が安全に思えます。
(圧力鍋は重たいのとやけどの心配をします)

また、煮込み料理は両方で出来ますが、保温鍋の方が比較的失敗なく安定したものが出来ます。
圧力鍋は、どうも具材の味つけがうまくいかなかったり、一定の物を作るのにはまだ腕が追いつかないようです。
しかし、料理の下ごしらえや、スープを取ったりするのには非常に便利です。(ポテトサラダ、スープストックなど)

料理では、茶碗蒸と卵豆腐はグッドです。(これは食品工業でもレトルト生産しています)
茶碗蒸しは“す”が入らず、だしをちゃんと取れば誰でもプロ級に出来ます。
(夏の冷やし茶碗蒸しは家族に好評でした)

乾麺(パスタ・うどん等)をゆでるときは、保温鍋がグッドです。
アルデンテにするのは、保温時間は商品に書いていると同じか若干短めがよいです。
(その後の調理方法により調整してください)

次に食材についての“エコ”です。
食べ物には、体を温めてくれるものと冷やしてくれるもの、そしてどちらにも属さないものがあります。
光熱費を下げるのに(エネルギーの節約)、体の中でも調整して地球に貢献!

基本は、北方産の食べ物(食材)は体を温め、南方産の食べ物(食材)は体を冷やす。
北方に住む人は、自然に体を温める食材(食べ物)を摂るようになり、また、それが育ちます。
南方に住む人は、そこでは体を冷やす食材(食べ物)を摂るようになり、また、それらがよく収穫されることになります。
特に冬は、体を温める食べ物をとるようにすると、風邪の予防にもなるといわれていますし、“エコ”にもなります。
このことを頭の隅において、食材選びをしてみたらどうでしょう?

●体を温める食材
野菜:かぼちゃ・たまねぎ・にら・にんにく・ねぎ・赤唐辛子・
しょうが・やまいも・わけぎ・わらび・れんこん・等
果物・ナッツ類:あんず・ぎんなん・栗・くるみ・ごま・さくらんぼ・
ざくろ・なつめ・松の実・陳皮・桃・ココナッツ・等
水産:あなご・いわし・えび・干しえび・かつお・鮭・ちりめんじゃこ・なまこ等

●体を冷やす食材
野菜:かいわれ・キュウリ・しめじ・白うり・せり・セロリ・大根・トマト・なす・ほうれん草・まくわうり・よもぎ・レタス・等
果物・ナッツ類:柿・キウイ・スイカ・梨・バナナ・びわ・みかん・メロン・ゆず・レモン・パイン・等
水産:あさり・うなぎ・うに・かに・しじみ・たにし・はまぐり・はも・等

特に女性の方に多い冷え性などは、最近では年中お悩みの方もいらっしゃるようなので参考にしてください。

※::鍋本体の外側と内側の間に空気の層を持つように設計された鍋です。ガス用とIH用なども出ています

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