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M&A支援 

食品企業のM&A・仲介をされている銀行様、ファンド様へ

M&A支援

食品企業のM&A時、又は、買収仲介時において、企業価値を維持・向上するためには、食品レシピの整備が重要です。

出来ています、と言い切れますか?

経営継承、業務改善、営業力強化、収益改善、そして経営戦略。M&A時、又は、買収仲介時においては、様々な外向きの対策を注視しがちですが、内部の品質管理がしっかりしていないと、昨今の膨大な情報量を正確に処理することはできないと思われます。小さな情報のほころびが、企業価値を下げうる食品業界においては、食の安心と安全は非常に重要なキーワードとなっております。
食品企業におけるブランド価値は、特許や商標に重点が置かれがちですが、実は、ヒット商品、看板商品となるレシピや製法といったソフト部分にノウハウがあることが多く、ここの管理を本質的にできていないと、コーポレートガバナンスが行き届いているとは言い切れないでしょう。

 

【食品関連企業M&A時の懸案事項】
以下のリスクを防ぐことにより食品企業価値の向上につながります。

 
①職人任せの状況
・レシピの主要部やキーとなる部分が一部の従業員の頭の中にあり、社内情報として共有化されていない
・製造工程の管理ポイントがヒトに紐づいている場合があり共有化されていない
・製造配合表が紙で管理されており、似たものが複数あり、版管理されておらず、紛失・流出のリスクが高い

想定リスク
・M&A時やその前後の雇用の流動化により、レシピ情報が紛失してしまうリスクがあります。看板商品であった場合、企業価値に直結する事案になりかねません。
・M&A後に社告レベルの製品回収事案が発生するリスクがあり、M&A後のスケジュールが頓挫してしまうかもしれません。

 
②食品表示 に対する重要さの認識不足
・『食品の表示』は、消費者の安全と安心に直結した重要度の高いものですが、整備されている法律や条例が多岐にわたり、解釈が変わることもあり対応の難しい内容です。
・ちょっとした表示漏れ、例えば『卵』を一文字書き忘れただけでも事故が発生する可能性があり、また、回収の方法を誤るとブランド失墜に繋がります。
・回収費用対利益の低さも企業幹部が二の足を踏みがちとなる一因です。

想定リスク
・M&A後に食品表示の整備を始めるのでは、遅いかもしれません。
・社告レベルの製品回収事案が潜在したままかもしれません。
・M&A時やその前後の雇用の流動化により、表示ルールがあいまいになってしまい、違法と言われる表示内容になってしまうことが懸念されます。

 
③異物混入 に対する重要さの認識不足
・『異物混入(虫・毛髪)クレーム発生』は、報道対象にされやすい案件であり、経営陣の初期対応次第でブランド失墜に繋がります。
・初期対応を誤ると二次クレームに発展しかねません。
・回収費用の大きさも、初期対応が遅れがちとなる一因です。

想定リスク
・M&A後に想定対策を整備し始めるのでは、遅いかもしれません。
・予防策があまいと、事業拡大の最中に事故発生しやすくなります。
・M&A時やその前後の雇用の流動化により、内部告発のリスクも!

 
【上記①②③に対するデリコとしての対策案】
デリコの規格書管理システム(WEB規格書システム:特許&表示作成ソフト)や商品統合管理システム(JUSTFOOD)であれば、膨大な食品原料情報・レシピ情報・栄養成分・食品表示情報・製法内容などを、クラウド環境で整備・運用することができますので、企業価値の根幹を持続的に管理した状態で企業移譲できます。
つまり、コーポレートガバナンスが保持された状態でのM&Aが可能となると言えるでしょう。
すでに、本システムは、上場企業様を始め多数の食品関連企業様にご使用いただいております。
M&A時のリスクマネジメントの観点から、情報セキュリティマネジメントシステムISO27001を取得している株式会社デリコへ、上記システム運用のアウトソーシングを通してお任せいただくことをご提案申し上げます。

【業務開始までの流れ】
ヒアリング
秘密保持契約の締結
業務フロー案の検討(システム使用、アウトソーシング等について)
業務委託契約の締結
業務の開始

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