エコ箸

category : メールマガジン2010 2010.5.18 

GWは高気圧に覆われ、よい天気に恵まれましたね。
予想以外の出費も多かったと思います。
また4月は寒気が流れ込んで温度差があり、雪が降るなど中々暖かくならず霜がおり野菜の高騰で家計は大変でした。
先日、野菜ジュースを使ってカレーやシチューなど煮込み料理を作ってトッピングに価格の安定なきのこなどの野菜をいれてボリュウムアップを図るなど創意工夫された献立をTVで放送してました。
早速、とりいれてみたところおいしかったですよ。
家計の味方です。

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ここ数年で飲食店で『エコ箸』という割り箸に代えて導入する通常の箸をよく見かけるようになりました。
数々の大手外食チェーンが導入している『エコ箸』ですが、そもそもどのような経緯でここまで普及したのでしょうか?

その始まりは、森林破壊が叫ばれ始めた1980年代後半まで遡ります。
当時「割箸を使用することにより森林が破壊される」という批判に対して、「割り箸は間伐材や廃材から作られるから森林は破壊されない」という反論がよくされていたようです。
しかし、この反論は1990年代に中国が日本に割り箸を輸出し始めたことで説得力がなくなります。
なぜなら、日本の飲食店はこぞって日本産よりも安い中国産を使うようになりましたが、その中国産の割り箸は“割り箸を作るために木を切る”ものだったからです。
その後も中国産割り箸の勢いはとまらず現在では、国内の割り箸の9割を中国産が占めるまでになりました。

その後、日本が中国産の割り箸に依存し続け供給が増えたため、中国産の割り箸が徐々に値下がりしました。
しかし、2005年あたりから中国産割り箸値上げの話が持ち上がり、さらに2006年中国で資源保護政策の一環として輸出関税10%が付加されるようになりました。
このことが、日本の飲食店における『エコ箸』の普及を加速させたと考えられます。

このようにして『エコ箸』は普及してきましたが、一方では他人が使用した箸を繰り返し使用することに抵抗感があるといった意見も少なくありません。

これには、日本独特の風習が少なからず関係しているようです。
箸自体は、平安時代頃から使われていたようですが、この時代、箸のように日常使っているものには、魂が乗り移っていると考えられていました。
そのため、日本人は他人の箸を使って食事することに今でも抵抗感があると考えられます。

逆に割り箸は、他人が使ったかどうか一目瞭然で判断できるため、日本人が他人の箸に抱くような抵抗感を払拭することに成功しました。ちなみに割り箸の歴史も古く、南北朝時代にまで遡るようです。

上記以外にも特に麺類が滑るため食べにくかったり、店によっては、きちんと洗えていない等、色々問題はあります。 しかし、『エコ箸』への取り組みは飲食店の従業員やそこに通うお客様のエコ意識を高める良いキッカケになるのではいでしょうか?
今後の更なる普及を見守りたいと思います。

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