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東京都における健康食品対策

category : メールマガジン2016 2016.2.28 
今年は閏年(うるうどし)ですので
2月29日生まれの人は4年に1度の誕生日!
4年に1度しか、年をとらないの?と信じていた、純粋だったころを思い出します。

閏年といえば「オリンピックの年」というイメージですが、2016年気になる予定を2月からまとめてみました。

2月 新東名高速「浜松-豊田」間が開通予定
3月 北海道新幹線開業
新宿駅に商業施設「JR新宿ミライナタワー」開業
4月 電力完全自由化
サザエさん生誕70周年
5月 三重県伊勢志摩でG8サミット
6月 公職選挙法改正で18歳の投票が開始
7月 第24回参議院議員選挙
8月 ブラジル・リオデジャネイロ五輪開幕
新たな祝日「山の日」スタート
9月 ブラジル・リオデジャネイロパラリンピック開幕
東京ディズニーシーが開園15周年
10月 人民元がIMFの「主要通貨」に
11月 アメリカ合衆国大統領選挙投票日
新築地市場「東京都中央卸売市場豊洲市場」が開場
次回の夏季オリンピック開催地は東京都です。 オリンピックに向け様々な取り組みを行っており、中でも「食」に関する取り組みについて さらに強化していかれるようです。 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/02/DATA/70p2i101.pdf 東京都で数年前に健康食品による死亡事故が発生しました。 それ以降、東京都は健康食品に関する取り組みを積極的に行っています。 インターネットショッピングサイトのページについて 年間2万5千件ほど電話で確認を行っているそうです。 店頭及びインターネットで実際に商品を購入して、 一括表示や成分等の確認も行っています。 平成26年度健康食品試買調査結果(平成27年3月23日現在) http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/03/60p3n301.htm 平成27年度調査結果は3月に公表予定。 (機能性表示食品も含まれている) 事業者向けに講習会開催や、健康食品に関する情報の公開も行っ ています。 健康食品データベース http://www.kenshoku-toyaku.jp/index.php 昨年12月に開催された「平成27年度健康食品取扱事業者講習会」 では新しい食品表示法についての説明が大半でしたが、その他で 気になった点としまして 『医薬品医療機器等法』 「薬事法」という法律名が「医薬品医療機器等法」に名称が変更 されています。 インターネット上の表示についても、医薬品医療機器等法(薬機 法)の規制対象となりました。 ウェブ上のファイルが別であってもリン クしている場合は、一連の広告とみなされますので注意が必要で す。 事例1 健康食品に下記を謳ってもよいですか? ・心地よい呼吸のために ・呼吸すっきり 「呼吸」は身体機能にあたるので、ともに不適切 事例2 アスコルビン酸含有食品に「しみ、そばかす対策」を謳うのはよ いですか? 効果効能を謳っているので不適切 ※「ビタミンCの補給」は○ ※不適切と判断されるかどうかは、個別に判断をされることが前 提です。 『景品表示法』 4月から課徴金制度を導入する改正法が施行されることもあり 、さらに厳しくなります。 「根拠資料や証明書はありますか?」とお取引先様から要求される機会が益々増えるのではないでしょうか。 不当表示の内容で「優良誤認」「有利誤認」「その他(内閣府総 理大臣指定)」とあります。 「その他」の中に含まれていて食 品に関連しそうな内容は下記の通りです。 ・無果汁の清涼飲料水等についての表示 ・商品の原産国に関する不要な表示 商品名やキャッチコピー、商品説明を考える際には十分な確認が必要です。 気になることがございましたらデリコの『食に関する総合相談室』 までご質問下さい。 http://www.e-delico.co.jp/wp_delico/?page_id=61
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