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フードツーリズム

category : メールマガジン2019 2019.7.31 

そろそろ「令和」には、慣れてこられたでしょうか。
【東京オリンピック】まであと1年となりました。

訪日外国人観光客に、日本の良さや、
和食をはじめ「日本の食」のすばらしさについても
食に関わるものとしては特に知ってほしいと願っています。

ただ、コミュニケーションという課題があり
宗教上の理由や、食物アレルギーがある、ベジタリアン等
「食べられないもの」がある方々にとっては非常に重要です。

海外では、ある特定の食事法の略語(アルファベット)が入っている
メニューを置くレストランやカフェが増えてきています。

GF:gluten free(グルテンフリー)グルテンを含む食品を使用していない
DF:dairy free(デイリーフリー) 乳製品を使用していない
NF:nut free(ナッツフリー)ナッツ類を使用していない
V:vegetarian(ベジタリアン) 肉・魚を使用していない
VG:vegan(ヴィーガン、ビーガン) 動物性の食品を一切使用していない
O: Organic 有機食品
CF: Casein freeカゼインを含まない
WF: Wheat free 小麦を含まない
SF: Sugar free 砂糖を含まない

日本の場合はメニューに写真やイラスト、食品サンプルで工夫をしていますが、
それだけでは伝わりにくい場合もあり、東京都の下記サイトから
おもてなしツールとして「食品ピクトグラム(絵文字)」の利用が出来ます。

多言語メニュー作成支援ウエブサイト
http://www.menu-tokyo.jp/menu/pictogram/

航空会社によりますが、予約をすれば機内食に対応してもらえたり
国内にハラールマークのあるお店も増えてきました。

オリンピックや大阪万博が終わった後も、うまく取り入れ安心して、
フードツーリズムを利用して訪日外国人観光客のリピーターが
増えることを期待しています。

フードツーリズムとは
「地域の特徴ある食や食文化を楽しむことを主な旅行動機、旅行目的、目的での活動とする旅行、その考え方」
http://area.food-tourism.jp/

食べ歩き・ご当地グルメ・駅弁・空弁・酒蔵・ワイン・お土産・・・

いわゆる体験型のグルメツアーは、日本人なら1度は体験したことがあると思いますが
自分で収穫したものを、そのままその場で食べるという体験は、海外ではあまり無いようです。
(イチゴ狩り、芋ほり、ミカン狩り、ぶどう狩り等)

日本人向けのパッケージツアーも観光だけでなく、そば打ち体験などの体験ができる
「体験型」のツアーが人気だそうで、組み合わせることで可能性が広がります。
フードツーリズムが盛んになれば「まちおこし」にもつながり、地域が活性化することに期待ができます。
地域が連携して情報を発信することが重要になってくると思います。

デリコがあります堺の「百舌鳥(もず)古墳群」が大阪初の世界遺産に決定しました。
今後、国内外からの旅行者が増加するでしょう。
私たちも共に進化し、発展していきたいと思います。

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