Home » メールマガジン2018 » 動画レシピ色々

動画レシピ色々

category : メールマガジン2018 2018.11.30 

最近レシピ動画の競争が激しくなっているようなので特徴的なものをいくつか調べてみました。
以前は、レシピを誰でも投稿できるサイトが主流でしたがレシピ動画に関しては、料理研究家などの食のプロが考案したものを公開する形式が大半を占めるようになってきています。

続いて各レシピ動画の内容を簡単にまとめてみました。

1.DELISH KITCHEN
誰でも美味しく簡単に作れるレシピがコンセプト。
連携しているレシピは管理栄養士、調理師、料理研究家をはじめとする食の研究家が作ったオリジナルレシピ。
毎日発信され、家庭にある食材を使ったレシピばかりなので初心者や料理の苦手な方にも使いやすいと評判です。
2017年度年間のアプリダウンロード数第3位(1位LINE,2位Yahoo!Japan ゲームは除く)。
様々な企業とのタイアップ動画も人気でユニークなものが多く、中でも料理ではないものをレシピ動画化した日清コラボ「ラ王ジャン」の動画はSNS上でかなり話題になりました。

2.kurashiru
“70億人に1日3回の幸せを届ける”をミッションに掲げ、こちらも「クラシルシェフ」と呼ばれる食の専門家が作ったレシピを毎日発信。
美味しい料理を簡単に作れる点は他のレシピ動画と共通する部分ではありますが、その他に、『クラシルプレミアムサービス』という有料サービスを行っており、会員はクラシルレシピを10,000件お気に入りに登録、人気順検索、プレミアム会員限定レシピが見放題になる等、ユーザーになると欲しくなる様々なサービスを活用できるとのこと。

3.e食材特典
こちらはその名の通り580以上の食材についての情報が多数収録されているのが特徴です。
名前の由来や歴史背景、伝来など、事細かなウンチクがギュッと詰まっています。
その食材を使ったレシピも動画で確認できさらにカロリーなども記載されています。
また、最初に身長、体重、生年月日、生活運動強度を入力すればBMIと栄養摂取目標が表示され、その人にあった1日3食分の献立を確認できたり自分で献立を作ることもできます。

4.cookpad TV
クックパッドが掲げるのは、「料理動画数」「料理動画広告」「料理動画ユーザー課金」それぞれでのナンバー1。
レシピ動画の作成方法についても上記とは異なり、あくまでユーザーによる動画作成にこだわる。
一般ユーザーが自ら料理動画を撮影、編集するのは容易ではないので、その点をカバーするため日本全国に料理動画を撮影できるスタジオ「cookpad studio」を昨年12月東京・代官山に、今年5月には大阪・心斎橋にオープン。
初心者でも簡単に料理動画の撮影と編集が可能な専用アプリを開発し、スタジオ利用者に提供しています。

レシピ動画という成長分野には、携帯ゲームで有名なグリー株式会社が、今年4月から『moguna(モグナ)』というレシピ動画の作成・配信サービスを開始するなどまだまだ新規参入する会社はどんどん増えてくるでしょう。
レシピ動画を利用する側からすると複数のレシピ動画を生活のシーンによって使い分ける事も出来ますし、厳しい競争から新たなサービスが生まれるのも楽しみです。

Copyright(c) 2018 株式会社デリコ All Rights Reserved.