そば

category : メールマガジン2008 2008.10.1 

10月ですね。
秋冷の候、 冷気とみに加わってまいりました 。
あまりの温度差を感じ、風邪を引いてる方も多いのではありませんか?
せっかく実りの秋、体調が良くなくては半減するどころか損ですね

メタボや体重を気にする方が年々増えてカロリーオフの食品がどんどん市場に出ています。
まあ私も気にしなくてはいけないのですが、おいしいものには負けてしまいます。

10月はハロウィーン
~(HALLOWEENの語源:→ Hallow =Hallow( = 「神聖な」) + een( = even = evening)~

秋の収穫を祝い悪霊を追い出すお祭りでカボチャをくり抜き、目鼻口をつけた提灯を飾り、仮装した子供たちが
「Trick or treat (いたずらかお菓子か)」と言って、お菓子を貰ったりします。最近はよく見かけるようになりました。

秋の収穫を祝う季節の過ごしやすいこの時、ご自身の収穫は?どうでしょうか(笑)
一年の年頭に何か決意したことは実りましたでしょうか

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関西で生活しているとどうしても「そば」より「うどん」に親しみを感じてしまいます。
しかし、最近では関西にも美味しいそば屋さんが増え、ざるそばやかけそばだけでなく、そば粉を使ったそばのコース料理を食べさてくれる、本格的なそば屋さんも増えております。
体にも良いとされているそば、今回はそんな「そば」を調べてみました。

「そば」の歴史が古いのは皆様もご存じかも知れませんが、奈良時代に日本に伝わったと言われております。
ただし昔のそばは農民が飢饉に備えて僅かに栽培する、雑穀の一つであったと言われております。
又、今のような麺の形態に加工する調理法が生まれたのは16世紀末あるいは17世紀初頭に生まれたといわれており、古くは同じくそば粉を使ったそば掻きが一般的で有ったと言われております。
そしてそれ以降、現在の形の「そば」が一般的に食べられるようになりました。
では「そば」の基準とはどういうものかご存知でしょうか?

「乾めん類の日本農林規格」の「干しそばの規格」において、そば粉の配合割合が40%以上の麺を標準品、50%以上の麺を上級品としています。
「生めん」については、不当景品類及び不当表示防止法に基づく「生めん類の表示に関する公正競争規約」が定められており、その中で「そば粉30%以上」の製品について「そば」との表示が認められています。
そんな歴史をもち、表示基準を決められるほど日本人に親しまれている「そば」。
その「そば」の最近の流行キーワードは「粗挽き」と「手挽き」。
粗くそばを挽くことにより、十割そばでなくてもそばの香りが強くでるとのことです。

そして最近注目を浴びている食べ方として、ラーメンの付け麺と同じ感覚で、つけ汁に肉(鶏や豚)を入れて、
少し脂が浮いているつけ汁でそばを食べるという食べ方も登場しているようです。
昔から鴨南蛮が有るのですから合わないことは無いと思いますが・・・
胃が疲れ気味の時、今日はそばを食べたい気分となりますが、そんな時には少し重いかも・・・
ラーメンと食べ比べて、違いを楽しむのも良いかも知れません。

皆さんも色々な「そば」を楽しんではどうでしょうか。

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